第三回大会
今年の太平洋一発目の大会です。
佐々木さんの案内で、一度は行ってみたかった襟裳岬の第〇降り口に初挑戦です。
ポイントは佐々木さんの得意としている第三降り口に決定。
リュックにバッカンも詰め込み、竿もリュックに括り付け、両手が開いている状態で降り口に向かいます。
「こりゃ釣りすぎたら帰りが大変だな・・・」と皮算用しながらテクテクと・・・。
浜に降り立ち、左へ向かいます。
この時期ならまだ早いから右でカジカ狙った方が良いよ とのアドバイスも受けてはいたのですが、まずは佐々木さんの得意のポイントで試しましょうってことで左の第四降り口方面へ向かいます。
岩場のアップダウンを繰り返し、テシュケプも越え、ポイント到着です。
当初は佐々木さんが更に奥に行くので私は手前で・・・ってことになっていたのですが、ことのほか佐々木さんがへばっている。
ってことで私が更に奥に進みます。
といっても隣の岩場なのですが、少々難所を越えなきゃいけないんです・・・^^;
でも、これが二人の明暗を分けちゃったんですね。
しばらくアタリがない状態が続きます。
佐々木さんの話では暗いうちからアブラコが釣れるって事だったんですが・・・。
そんな中遠投の竿に強烈なアタリが。
竿尻が跳ね上がりました。
竿に飛びつき巻き上げます。
間違いなくアブラコですね。
上がってきたのは40cm程の真っ赤なウサギアイナメです。
佐々木さんに大声で釣れたことを報告。
案内係としてホッと安堵したようで、喜んでくれました。
でもその後が続かない。
極々小さなアタリが時々あるだけで、そのまま朝を迎えました。
太平洋なら明るくなってからでも十分勝負になるはず。
むしろ明るくなってからの釣果に期待しちゃいますよね。
そう信じて打ち続けると、チョイ投げの竿に大きなアタリです。
思い切りアワセて巻き上げま・・・
・・・空振りでした。
同じポイントに打ち込みます。
・・・
やっぱそうはうまくいかないですね。
と、そう思ったころ、先程と同じようなアタリです。
今度は慎重に、しっかり食ってからアワセを入れます。
ガッチリゴロをくわえて45cm程のウサギアイナメが上がってきました。
時合がきたんじゃないの?と、同じポイントにしつこく打ち込みます。
遠投していた竿もエサを付け替えて投げなおします。
と、先程のポイントからこれまた同サイズのウサギアイナメです。
ここまでアブラコ3匹。
このままあと二匹、同サイズが釣れてくれれば上出来。
ぁぃゃ、欲を言えば50cm位のヤツが掛かってくれれば最高なんですがね…
そんなことを考えていると、そりゃ釣れなくなりますよね。少々ポイントをずらしたり、エサを変えたり・・・。
全く音沙汰がありません。
時計を見ると、調度潮止まりの時間帯でした。
ここは思い切ってアドバイスを受けた降り口の右に移動してみます。
沖から斜めに入っている溝めがけてフルキャスト。
コントロールが悪いので思ったポイントじゃないところに着水。
とりあえず ま い っ か 。
二本目もフルキャスト。
・・・ ま い っ か 。
三本目は近くのホンダワラの中へドボン。
しばらくすると三本目のホンダワラポイントから魚信あります。
チョン
チョン
・・・
・・・
チョン
・・・
・・・
チョン
・・・
ハゴトコか・・・
中々針掛かりしません。
と、ここで一本目の竿尻が跳ね上がりました。
慌てて飛びつき巻き上げます。
途中ホンダワラ地帯を通過しなきゃいけないので、慎重に大胆にまいていきます。
波打ち際の綺麗な水の中を悠々と泳いでやってきたのは真っ赤なウサギアイナメ。
今までのよりちょっとだけ大きいかな・・・
これで40UPが4匹になりました。
何とかもう一匹。
帰りの登りを考えると、あまりのんびりしてもいられない。
9時過ぎがタイムリミットでしょうかね。
あっちこっち打ち直します。
もちろんホンダワラにもドボンとね。
時計を見ると、いわゆる「襟裳の8時半」の頃合いです。
諦めず、信じて打ち込みます。
そんな中、ホンダワラに打ち込んでいた竿に明らかな魚信です。
これで何とか5匹ですね。
ん?
あれ?
一番下の魚・・・
はぁ・・・
ツメが甘いですね・・・
9時15分まで粘ったんですがこれが今の私の実力なんですね・・・^^;
帰りの登り、予想以上にキツクくて途中二度ほど休憩しました。
でも、振り返って海を眺めてみると中々の景色ですね。
10時ちょっと前に道路に到着。
何とか間に合いました。
バスの中であれやこれや情報が飛び交いますが、そこそこな釣果の方々がいるようで、ハゴトコ混じりの5匹じゃ上位に食い込めないか…
審査は襟裳港、数名の方がボ・・とのことでした。
審査に提出された魚たち、アブラコは40UPがほとんどです。
そんな中身長賞もものにした滝本さんが一人1000点超えで優勝です。
で、準優勝が私、942点でした。
3位は竹井さんでした。
釣れたら大きいのですが、数が揃わない、みなさん苦労していたようです。
あ、案内係の佐々木さんの釣果に関しては大人の対応をお願いします。
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